ハトブログ

このブログでは、日々の疑問や気になったニュースについて備忘録的に書いています。「暮らしに楽しさを」という言葉をモットーに綴っていきます

辛い大根はどうやって見分ける?

うどんのトッピングで何が好きと聞かれたら、いつも私は大根おろしと答えます。

それくらい大根おろしが好きです。

 

冷凍うどんをお湯で解凍して皿に乗せ、大根おろしとポン酢をかけて食べるのが好きなのです。

 

その大根おろしは、近所のスーパーで買ってきた大根で作るのだけど、先日、作って食べた時の大根おろしはものすごく辛かったです。

食べると涙が出てくるくらいで、食べ進めることができなくなりました。

 

そこで気になったのが、今回の疑問です。

「辛い大根と辛くない大根」の見分け方ってあるの?

 

これを調べてみました。

 

まず、大根おろしの辛味成分ですがこれは「アリルイソチオシアネート」というものだそうです。

これは、大根をすりおろした際に、細胞が壊れてグルコシノレートとミロシナーゼという酵素が反応して生成される物質だということです。

 

そして、この辛味成分ですが根の先端にいけばいくほど多く含まれるそうです。

ですので、これを避けたければ葉に近い部分を大根おろしにすればいいということになります。なるほどそうだったのか。

 

また、夏の大根は冬の大根よりも辛味成分が多く含まれているとのこと。

季節によっても違うのですね。

 

つまり、冬の大根の葉に近い方の部位であれば辛味が少ない確率が上がるということですね。

 

また、例え辛い大根おろしであっても、このイソチオシアネートは揮発性成分なので、大根をおろしてからしばらく置いておくと揮発してしまい、辛味が減るのだとか。

 

とりあえず、これから大根おろしを作る時は、できるだけ葉に近い方の部位を使うことにします。もし、辛い時はしばらく置いておくのもありですね。

 

これからは、楽しい大根おろしライフが送れそうです。

 

さて、冒頭のおろしうどんですが、辛くて仕方がないのでとりあえず油でコーティングしてみるかということで、オリーブオイルをかけて混ぜてみました。

これが功を奏したのか、さっきまで感じていた辛味が嘘のようになくなりました。

 

あとで調べた時に、アリルイソチオシアネートは、CH2CHCH2NCSという示性式であるとわかりました。

炭化水素基が多めなので、油に溶けたのではないかと考えています。

 

ということで、なんかイタリア風な感じのうどんになりましたが、無事に完食することができました。