最近、日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の気温もだんだんと下がってきました。
本格的な秋の訪れのようです。
ということで、今年もやってきました。
金木犀(きんもくせい)の花の香りがどこからともなくやってくる季節が。
うちの近所の公園でも、ある場所を通り過ぎるとフワッと、あの独特な香りが漂ってきてついつい大きく息を吸い込んでしまいます。
今回は、あの独特な金木犀の香りについて調べてみました。
あの独特な香りの原因となっている化学物質は、γ-デカラクトン(ガンマデカラクトン)だそうです。これに、イオノンやらリナロールなどの他の芳香成分が合わさってあの独特な香りを生み出しているという説がどうやら有力みたいです。
それで、どうやらこのγ-デカラクトンはほとんどの虫に嫌われる成分らしく、この芳香成分を腕に塗ると蚊が寄ってきにくくなるらしい。
へーですね。
香り成分のリナロールには、精神を落ち着かせてイライラ解消の効果もあるようなので、夕方など仕事帰りには金木犀の近くに寄って、深呼吸しておくといいかもしれませんね。
参考
https://www.pharm.or.jp/flowers/post_31.html 公益社団法人日本薬学会