風邪をひくときはいつも喉から
さて、このブログをよくご覧になっている方はご存知の通り、私は11月の上旬に風邪でダウンしてしまいました。
それまで順調にきていたこのブログの連続更新の記録が途絶えたのはそのためです。
今は復活してブログ記事を書けるようになりました。
実は私には毎年11月になると風邪をひくというジンクスがあります。
記憶しているだけでもかれこれ15年以上はそんなサイクルで暮らしています。
そして、それはいつも喉の痛みから始まります。
その度に「あーまたこの季節がやってきたのだな」と、某ハンバーガーショップの月見バーガーのCMを見た時と同じような感想を抱きます。
それにしても、たかが風邪と舐めていると思わぬ痛い目に遭います。
喉の痛みや咳などの症状が辛いだけなく、それと同時に思考力の低下、集中力の低下などで、調子の悪い期間は仕事や家庭生活にも支障をきたします。
そんなわけで誰しもが風邪はできるだけ早く治したい!ですよね。
今回は、私が過去15年以上同じ季節に風邪を引き続けた経験から、風邪を治すために私が実践していることを紹介したいと思います。
来年また同じ時期に風邪をひくであろう私のためにも、今回の風邪を引いた際の過ごし方をアドバイスと共にメモがてら残しておきます(来年の自分はこの記事を見直すように)。
風邪の症状が出たら
まず前提条件として、今回紹介する方法は、科学的に正しいと証明された方法というわけではなく、私の個人的な経験からこの方法がいいと感じたことを紹介していきます。
ですので、全員に効果があるかどうかというのは保証ができませんので、この先を読み進める方はその点をご承知おきください。
また、今回紹介する方法は、できるだけ薬を使いたくないという考えの私が紹介する方法ですので、
・既往症がある
・現在、治療中の他の病気がある
などの場合は、医師などのアドバイスに従って治療されることをお勧めしたいです。
また、新型コロナ感染症が疑われる場合には、やはり医療機関に連絡をして指示に従うということを優先してください。
※私の場合は、毎年同じ時期に同じ症状が出るということで、ほぼ風邪であると確信していますが、発熱した場合は相談窓口に連絡をして必要であれば医療機関にてPCR検査を受けたりしています。
初日
さて風邪との付き合い方は、症状が出た初日からスタートします。
まず、私の場合は11月のある日、起床時に喉の違和感を感じることからスタートします。喉が痛いのです。
そして、喉が痛いと感じたら風邪の症状が出る時のことを考えて、以下のものを準備します。
・スポーツドリンク
・リンゴジュース
・ゼリーなどの食べやすいもの
・寝る時の着替え(Tシャツなどの替え)
・タオル
・厚い布団
・掛け布団と自分との間にいれるタオルケットなど
仕事から帰ってきたら、夕食を食べて(この日は食欲があることが多い)すぐにお風呂に入ります。
もし、この時少し寒さを感じるという場合は、家族に了承をとっていつもより1〜2℃熱めに設定します。
そして、お風呂から上がったら寝る準備をして、できるだけ早く就寝します。
とにかく早く寝るのです。ここが風邪を早く治すためにできる一つ目の大きなポイントです。
仕事などで帰りの時間が遅くなりそうな時でも、症状が出始めた日はできるだけ残業とかしないで早く帰るようにしましょう。
そして、風邪を早く治す方法の2つ目は保温です。
まず、寝室は寒さを感じない程度に、暖房を入れておきます。
そして、寝るときはタオルを首に巻き保温します。
さらに、掛け布団や敷き布団は厚い布団に替えて、自分と寝巻きとの間にはタオルケットなどを挟んでおきます。
そして、寝るときは布団を顔まで上げて寝ます。
この時息苦しくなるため、横をむいて寝るようにします。
顔まで布団をあげる理由としては、できるだけ体温をあげることと喉の保湿をしたいからということです。
この喉の保湿が風邪を早く治すための3つ目の方法です。
初日の晩の就寝の際のポイントとしては、できるだけ発熱させることです。
これは私の体感ですが、喉風邪の時は熱が上がりやすいのです。
特に、この初日は十中八九、発熱しますのでそれを助ける方向で進めます。
冷却シートをおでこに貼って冷ましたりする人もいますが、私の体感では熱を出した方が治りが早いです。
布団をかぶって寝ると体温は上がりやすいですし、喉にタオルを巻いていることでしっかり保温されます。
発熱すると、発汗も多いです。
できれば枕元に水分補給のためのスポーツドリンクや水などとコップを用意しておきます。
発汗がひどいとか喉の痛みが強いと夜中に目が覚めます。
寝巻きに汗をかいていると逆に冷える原因となりますので、汗をかいていれば着替えます。
この時、布団も汗で濡れていると冷える原因となるので、自分と布団との間にタオルケットを挟んでいればそのタオルケットを交換するだけで済みます。
替えのタオルケットがなければ、掛け布団をひっくり返して汗の付いていない面を体に触れる面にします。
さて、そんなこんなでできるだけ早く寝て、熱が出る場合は出るに任せるようにします。
翌日の朝は、起床時にしっかり目に水分補給をするようにします。
2日目
そうして2日目になりました。
私の場合は、この2日目が症状が一番重いです。
そして、この2日目の過ごし方が、風邪が早く治るかどうかの一番大きなポイントです。
私の場合、朝起きた時点で大体熱が出ています。38℃台のことが多いです。
なのでこの日は仕事はお休みします。現在の状況では、コロナのこともあって発熱した場合は会社などのお仕事を休むというのがほとんどだと思うので、しっかりと休みます。
そして、2日目のポイントとしてはとにかく休眠・休息です。
日中も体を動かさずベッドに入ってよく寝ます。
水分補給も忘れないようにします。
スポーツドリンクを飲むことが多いですが、胃腸への負担が少ないということで、リンゴジュースを飲むこともあります。
あと、温かい緑茶を飲むことも多いです。
そして、市販のしょうが湯を飲んだりします。
もし、余裕があればしょうが湯に生姜をすり下ろして入れます。
体がポカポカして楽になります。
ご飯などは、食欲があれば食べますが、私の場合は2日目は食欲がないことが多いので、食べないか、食べてもゼリーなどの口当たりの良いものにします。
そして、しっかり休息をしつつ過ごしたら2日目の晩には大分体がマシになってきます。
ですが大事なのはここで気を抜かないことです。
私の場合、体の調子がそれほど悪くなければ、この日もお風呂に浸かります。
そして入浴後は前日同様早めに就寝します。
就寝の方法は昨日同様です。
3日目
3日目の朝になりました。
この日は、2日目までをうまく過ごせればだいぶ体調が戻っていることと思います。
まだ喉に痛みが残っているかもしれませんが、前日ほどではないはずです。
前日と症状の重さが変わっていないという場合は、しっかりと休めていない可能性が高いので、前日同様にしっかりと休みます。
体調がよくなってきたという場合も、この日までは気を抜かないことをお勧めします。
それは、食事についてです。
この日の前日は発熱していることもあって、あまりちゃんとした食事をとれていません。
それで、喉の痛みと共に発熱もだいぶ治まってきたこの日は、食欲も戻りつつあります。
それで何かちゃんとしたものを食べようと思うのですが、あまり暴飲暴食しないようにというのが私からのアドバイスです。
というのも、今年の私はここで失敗をしてしまいました。
晩ご飯に、しっかり目にご飯を食べようとして、1人前で十分なところを2人前(正確には2.5人前)食べてしまいました。
晩ご飯後は、明らかに喉の痛みの症状が増しました。
そして、就寝の際も、普段の3日目なら発熱はほとんどないはずなのですが、今年は発熱した感じでした。
明らかに、食べ過ぎで胃などの消化器官に負担がかかったことが原因のようです。
この辺りは人によって適量というのがあるでしょうが、食事は徐々に胃腸の負担が少ないものから食べるようにした方が良いです。
この辺りの時期でしたら、温かい「うどん」や「おかゆ」といったものがいいのではないでしょうか。
そんなこんなで、今年は少し過ごし方を間違えてしまったわけですが、これも想定の範囲内です。
この日の晩も念のため発熱仕様での就寝スタイルで床につきました。
4日目
早ければ、この辺りから復調をして日常生活に問題がないようになってきます。
私の場合は、喉の痛みはかなり減ってきており、空咳が出たり多少の鼻水が出るようになります。
調子が悪ければ、この日もできるだけ活動は控えるようにした方がいいです。
多くの場合、快方に向かっていると思うので、それほど気をつけることはないのですが、暖かい緑茶を飲むように過ごすと調子がいいです。
食事についても、引き続き胃腸に優しいものを腹八分でとるようにした方がいいです。
5日目〜7日目
これまでに十分に休息を取れていれば、大体の場合この期間に復調しており、普段通りの活動に戻しても問題なくなります。
とはいえ、あまり無理をするとまた風邪がぶり返すということにもなりかねないため、様子を見ながら過ごすようにします。
人によっては、咳や鼻水などの症状が残っていると思うので無茶はあまりしないようにすることです。
あとは、日にち薬で治していくことにします。
風邪はひき始めの対処が肝心
これまでの経験からいって、風邪は引き始めの時の過ごし方でその後の経過が変わってきます。
私の場合は、初日に体を温めていかに熱を出させるかというのが、鍵となります。
その時は辛いですが、トータルで考えてこれが一番早い気がします。
そして、始めの方で休息をしっかりとる、睡眠をしっかりとるということですね。
実は、この点については過去に失敗したことがあって、新入社員の頃に、風邪のひき始めに仕事の取引先の接待に駆り出されたことがありました。
まだ引き始めということで、周りからはあまり体調が悪いように見えていないので、断りづらかったのです。
その時は気合で乗り切ったのですが、夜遅い時間まで付き合っていたということもあり、やはりその後症状が重くなり苦しみました。
今思うと、行くのを断っておけばよかったなと思います。
風邪をひくことで体を休められる
これまでの経験から、風邪をひく前にはある共通点がありました。
それは自分のキャパを超える無理をしている、ということです。
ストレスや生活習慣の乱れなど、大体そういうことが積み重なって風邪が発症するような感じです。
ただ、風邪をひくことで強制的に休息を取らざるを得なくなるので、その点は体にとっては必要なことなのかなと思っています。
風邪で休まなくてはならなくなるのは、仕事の面など色々と不都合なことも多いのですが、人生の税金のようなものとして、ある程度は受け入れて付き合っていくしかないですね。
まとめ
喉風邪を引いた時の対処法ということで話を進めてまいりました。
肝心なのは引き始めの過ごし方ということで、特に
・睡眠
・保温
・保湿
が、私の経験から導き出した風邪を早く治すためのポイントということです。
あとは、復調期に暴飲暴食をしないことです。
今回の記事がどなたかの参考になれば幸いです。