ハトブログ

このブログでは、日々の疑問や気になったニュースについて備忘録的に書いています。「暮らしに楽しさを」という言葉をモットーに綴っていきます

使わないと出てこなくなる言葉

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あれ漢字が・・・

この前、人が話しているのを聞きながらペンを片手にノートにメモを取っていました。

 

それまで順調にメモを取っていたのですが、「物をおく」の「置く」を書こうとした時に、漢字が思い出せなくてペンが止まってしまいました。

ちょっと考えたのですが、結局思い出せず仕方がないから平仮名でメモをしました。

その後も「あれ、これ漢字でどう書くのだったっけな」という場面が結構ありました。

 

どうやら結構な数の漢字を書けなくなってしまっているようでした。

これには私自身驚いたのと共に、結構ビビりました。

 

普段は、パソコンとかスマホとかで文字を打つ場面が多いので、予測変換機能などを利用して正しい漢字を用いた文章を容易に書くことができます。

 

それに頼り過ぎているからか、いざ自分の力だけで書こうとしたときに、言葉はわかっているのだけど、漢字が出てこないという状況になってしまっているようでした。

 

さすがに、難しい言葉で普段あまり使わないような漢字が出てこないのは仕方がないと思うのですが、小学校でも習うような漢字すら書けなくなったのは、ちとマズいなという気がしています。

 

間違って覚えていた言葉・・・

そして、思い出せなくなったのは漢字だけではありませんでした。

 

言葉でもそうです。

物事の本質をついた発言を受け、その人の意見に賛同しようとして、「それは的を・・・」と言いかけて、その後の言葉が「える」だったか「いる」だったか忘れました。

結局どもるような感じで誤魔化したのでしたが、ちょっと難しい言葉を言おうとしてうまくいかなかったですね。

 

あとでこっそりスマホで調べてみると正しくは「的を射る」で「いる」が正しいのだと確認できました。

 

「える」の方は、同じような意味の言葉で「当を得る」という言葉があるので、それとごっちゃになってしまってしまったようです。

 

他にも慣用句的な表現で、間違いやすい表現があるかもと思い調べてみました。

 

・「日の目を浴びる」は間違いで、「日の目を見る」が正解(多分、「脚光を浴びる」とごっちゃになっている)

 

・「準備万端です」というのは間違いで、「準備万端整う」というのが正解(「万端」は「端から端まで全て」という意味なので、整うまでつけて全ての準備ができたことを示す)

 

・「間が持たない」は間違いで、「間が持てない」が正解

 

・「声をあらげる」は間違いで「声をあららげる」が正解(漢字で書くと「声を荒らげる」)

 

・「一世一代」の読み方、「いっせいちだい」が正解(「いっせいいちだい」が間違い)

 

・「舌鼓を打つ」の読み方、「したつづみをうつ」が正解(「したづつみをうつ」が間違い)

 

というのが一例であるようです。

 

ネット記事で調べてみると、他にも間違って覚えてしまっていたことがまだまだたくさんありました。

 

こういった言葉を間違った使い方をしても、普段話している時であればわざわざツッコンで訂正してくる人は少ないでしょうが、聞く人が聞けばわかるのかもしれないと思うと気をつけなくてはという気になりました。

 

今回の件で、いかに普段文字を書かなくなっているか、きちんとした言葉を話していないかが自覚できました。

今度からは、使える機会を見つけてどんどん使っていこうと思えた出来事でした。