ハトブログ

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【読書日記】「薄い財布」の社長が明かす ミニマリスト仕事術

先日読んだ本を紹介します。

著者は、「薄い財布」でおなじみのabrAsus代表の南和繁さん。

 

「薄い財布」は、薄いながらもお札や小銭などの収納性に優れているとして、ミニマリストを中心に愛用されている財布です。

 

それで、本書では南さんが考えるミニマリスト的な仕事術というのが提唱されています。

読んでみた感想としては、非常に合理的な考え方をされるのだなという印象でした。

 

私の心に残ったメモを3つ記します。

 

・自分の人生の時間を無駄にしないようにする。慣習であっても資料作りに時間をかけることなど本来の目的(会社の業績を上げること)に照らし合わせて合理性に欠ける場合、上司にかけ合って代替案を出す

・目標を持つのは大事。なければ本屋の棚を見て回って引っかかるものを探す。

・目標(達成したいこと)が決まったら、それ以外の必要ない時間・労力を削って目標達成に全リソースを割くことを考える。

 

私は、ミニマリストというのは単純に部屋から必要ないものを無くして、最低限のものだけで過ごすから節約ができるだけのことだと思っていました。

 

ところが、南さんが説明するミニマリスト仕事術では、人生の目標を達成するために、それ以外の必要のない時間や労力をいかに削るかということを考えるべきだというのが肝になっているというのが本書を読んでよくわかりました。

 

南さんは、一見すると必要のなさそうな新入社員の歓迎会については必ず実施するようにしているということで、そうするとコミュニケーションの質が圧倒的に良くなるそうで仕事の効率がかなり上がるそうです。なるほど、徹底して合理主義者だなと感じました。

 

さくっと読めて、明日からすぐに使えそうな考え方が紹介されているので、ぜひ読んでみることをお勧めいたします。