先日読んだ本を紹介します。
安藤美冬さんの「売れる個人」のつくり方という本です。
著者の安藤さんは現在作家やコメンテーターなどの肩書きで活動をされています。
本書では、個人として売れるためにはどういったことをすればいのか、その心構え・方法・戦略などについて著者の経験を元に説明されています。
安藤さんご自身が会社勤めから独立して個人で仕事を始めてみても「売れない」という時期を経験されていて、そこから現在の「売れる」という状態に持っていったという経緯があります。
そのため、その移行にはどのような意識の変革や行動を実践するのがいいのかというのが、わかりやすく説明されています。
本書を読んで私の心に残ったことをメモ3つ
・ネガティブな感情が出てきたら、ひとりトークをしてネガティブな感情の根本の原因を探る→根本の感情がわかれば、解消される
・セルフイメージを上げることの重要性
自分との約束を守ること→誰かとの約束時間に間に合わせるとか、なんとかして他の人との約束は守るようにするが、〇〇がしたいとか、〇〇に行きたいとかいう自分との約束は後回しにしたり、反故にすることが多い。自分との約束も人との約束同様守るようにする。そうすれば、勢いや思いつきでの行動も減らせて、自分への信頼度も高められる。
・個人としての仕事をするのに何も浮かばない場合
エネルギーの質と量ともに足りていない可能性が高い→まずは感情の麻痺を解くために怒りを感じること(エネルギー量を高める)から始め、次に「納得」の感情(エネルギーの質を高める)を目指す。
本書は6章まであって、1章と2章はマインド編、3〜5章が戦略編となっています。
自分ごとに置き換えて考えてみると、1、2章のマインド編の考え方は特に参考になりましたし、そこがしっかりできていれば後の技術的なことはなんとでもなりそうだなと思いました。