瞑想の習慣を続けています
昨年から瞑想の習慣を始めました。
そして、瞑想の習慣を始めてから自分の身に起きた変化を、これまでに2回記事にしてきました。
半信半疑ながら試してみた結果、どうやら瞑想によって集中力が上がっているみたいだという効果を実感したため、この習慣を今も継続しています。
朝は10分ほど、夜は時間が取れるときは10分以上というのを目安にしています。
じっとしているのが苦痛だった
瞑想を始めた時は、じっとして呼吸をしているだけというのが永遠に感じられて、1時間くらい座っていたと思っても5分しか経っていなかったりするくらいでした。
最初は、呼吸の時間を数えたりしてそこに意識を向けるということをしていたのですが、意識をすればするほどリラックスどころではない(というか呼吸がしづらくなる)ということに気づき、呼吸に関しては、とりあえずただ座って自然な呼吸をするという方法に切り替えました。
ただ、これでもなかなか時間が経たないという点は変わりません。
頭がスッキリする感じを味わえるのでいいのですが、習慣として続けるにはこれではなかなかハードルが高いと感じます(何度も書いていますが、私は生粋の面倒くさがりやですから)。
それで、何か瞑想の時間をのばすのにいい方法はないかと調べてみました。
すると、瞑想自体に色々と方法があるということがわかりました。
ヴィパッサナー瞑想、サマタ瞑想、マインドフルネス瞑想、歩行瞑想、ボディスキャン瞑想などなど。
なので、色々と試してみました。
今のところ私のベストオブ瞑想はこれだ
試した中で、これなら瞑想を長時間続けられそうだと感じたものがありました。
それは『慈悲の瞑想』と呼ばれるものです。
『慈悲の瞑想』というのは、別名思いやりの瞑想とも言われる”メッタ・メディテーション”のことです。
本やネットの情報で見ると、取り組み方については色々とあって、大まかな部分は大体一緒なのですが、細かい部分で若干の違いがあるようです。
ここでは、めんどくさがり屋の私でも続けられている方法を書いておきます。
①座って目を閉じ、自分を思い浮かべる。
②「私が悩みから解放されますように」「私が健康でありますように」「私が幸せでありますように」と心で唱える
③次に、家族、友人、同僚など親しい人を思い浮かべる。
④「○○さんが悩みから解放されますように」「○○さんが健康でありますように」「○○さんが幸せでありますように」と心で唱える。
思いやりに満ちた心を味わう
⑤最後に「世界中の人が平和で幸せでありますように」と心で唱えて終わる。
これだけです。
使う文言などは、人によって好みがあると思うので、気になった方はネットや本などで調べてみてください。
実際のところ、私の場合は上記のような形式的な文言だと飽きるので、またそれよりもその人に話しかけるようにした方が心がこもるように感じるので、「○○さん、いつもありがとう。○○さんの幸せ願ってるわ」というように、本人を目の前にするとちょっと恥ずかしいけど気持ちが伝わるような自分の言葉を心で唱えるようにしています。
そして、平安時代の女流歌人さながらの、しみじみとした気持ちを味わうようにしています(私は男だけど)。
慈悲の瞑想の良い点
私が気づいた、慈悲の瞑想の良い点は、思いやりを投げかける対象を頭に思い浮かべるため、ただ呼吸に意識を向けるよりも瞑想の集中が途切れづらいということです。
また、この瞑想を行うと気分が非常にポジティブになります。なんとも言えない高揚感を実感します。いやーこれにはびっくりです。
そして、③、④で思いやりを投げかける相手の数をどんどん増やしていけば、どれだけでも瞑想の時間を延ばすことができるというのもこの瞑想の大きな利点です。
今も付き合いのある人だけでなく、昔お世話になった先生とか、好きな芸能人とか増やそうと思えばどれだけでも増やせます。
続けていくうちに、これまで出会ったいろんな人を思い出したりして、今までの人生を振り返るきっかけになったのも面白いです。
この慈悲の瞑想に取り組むことによって、恐れが少なくなり、受け容れる力が上がるため、人を信頼できるようになるという効果も見込めるらしいです(あまり効果を求めるのは良くないけど)。
そのため人間関係が良くなるといったこともあると考えられているそうです。
まだ予定はないけど、いつか私が何か組織をまとめる立場になったら、この慈悲の瞑想は、だらだらした朝礼よりも組織に取り入れてみたい習慣です。
職場全体のコミュニケーション力が上がり、生産性のアップにつながるでしょうから。
まあとにかく、この慈悲の瞑想っていうのが、手軽に続けられて効果も高そうなので、今の私のおすすめの瞑想方法です。
また今後も何か気づきがあれば、このブログで紹介しようと思います。
それではまた。