断捨離のお供「メルカリ」
ものを捨てる際に、私がよく使うのがメルカリです。
読み終わった本、普通ならゴミとして処分してしまう洋服や、人からもらった自分では使わない小物など、出品してみれば意外と売れたりします。
そのため、本来であれば捨ててしまうものがお金になり、その売り上げで欲しいものを買ったりできるので大変便利です。
メルカリでは、他のフリマサービスよりもユーザー数が多いということもあり、他のサイトで出品するよりも売れるスピードが割と早いと思います。
注意すべき着払い(購入者視点で)
それで、消費者としてメルカリで商品を購入する際に注意することの一つとして、「送料」があります。
例えば、
こんな感じで配送料の負担が、「送料込み(出品者負担)」となっていれば、その表示されている値段のみの支払いで商品を購入することができます。
一方で、気をつけないといけないこととして、
こんな感じで、着払い(購入者負担)となっていれば、商品の表示価格にプラスして、送料も購入者側が負担しなければなりません。
ここに気づかずにパッと購入してしまうと、後で思ったよりも出費が大きいことに気づくということになりかねません。
実際に、着払い設定の商品は他の出品者の商品よりも、商品の値段が安く設定されていることも多くあって、「おっ、これ安いじゃん」と思って飛びついたら着払いだったみたいなことがあります。
なので、購入する前に送料も考慮に入れて、本当に安いのかどうか計算する必要があります。
実は着払いには、こんなメリットがあるらしい(出品者視点で)
私はこれまで、購入者側からみた時に、着払いに設定されているのは不親切だなと煩わしく思っていました。
なので、私自身が出品するときは送料込みにしていつも出品しています。
それが最近になって、とある方のブログをみて考えが変わりました。
(読んだ記事がどなたのだったか思い出せないので、リンクが貼れませんでした。すみません。)
購入者側からすれば、ややこしいなということになるのですが、出品者側からするとこうなります。
例えば、2000円で商品を販売するとします。
①まずは送料も出品者が負担する場合。
仮に発送方法が「らくらくメルカリ便」で、一番小さいサイズのネコポスとすると、送料は175円です(2022年6/6現在)。
そうすると商品が売れた場合、2000円の10%が手数料としてメルカリ側に入り、送料は175円ですから、
出品者には、
2000-200(手数料)-175(送料)=1625円が手元に残ります。
②一方で、着払いにした場合。
送料分を商品から引いて、
2000-175=1825円で出品するとします。
これが売れた場合、
出品者には、
1825-183(手数料)=1642円が手元に残ります。
先ほどよりも17円、出品者の手元に多く残ることになります。
上記の2つのパターンでは、商品は同じで、購入者が負担するお金も同じです。
変わったのは、メルカリ側に入る手数料が減ったということです。
これは送料分にかかってくるはずだった手数料です。
なので、ネコポス(175円)だとこうなりますが、計算上、380円とか700円とか荷物のサイズが大きくなって送料が高くなる場合、その10%分(38円とか70円とか)が浮くことになる。
つまり送料が大きくなればなるほど、出品者としては、配送料を着払いにして、その分を商品の値段から引くという方法の恩恵を受けられます。
なるほど、着払いには見せかけの値段を下げるだけでなく、こういうメリットもあるのですね。
とはいえ、トラブル対策は必要かと
配送料を着払いにする場合、考えられるトラブルとして、出品者側の想定する荷物サイズと購入者側の想定する荷物サイズが異なるということがあるかと思います。
購入者は380円の送料だろうなと思っていたら、実は出品者がサイズ大きめで梱包をしたため700円の送料がかかったみたいなことも起きうるということです。
そういったトラブルを避けるには、やはりこの商品には送料はこれだけかかるということを出品者が予め明示する必要があるかと思います。
購入者からしたら事前に質問をして確認したほうがいいポイントだと思います。
この数十円をどう見るか
たかが数十円、されど数十円で「ちりつも」で出品する商品の数が多くなれば、この積み重ねも意外と効いてくるのかもしれません。
だけど、トラブルになるリスクも若干増えるかもしれませんね。
着払いだと問答無用で購入の対象から外すという方もいらっしゃるかもしれません。
ということで、実は私はまだ着払いでの出品をやったことないんですよね。
6/16(木)からメルカリ便の送料が上がるので、それもあってちょっと考えてみようかなと心揺れ動いているところです。