梅雨に入り、雨の降る日が多い時期になってきました。
それと同時にジメジメとうっとうしさを感じる季節でして、これを越えればカラッと暑い時期に突入することになります。
さて、本日の話題は"G"についてです。
正式名称を書いてもいいのですが、字面を見るだけで嫌悪感を覚え、このページを見ることを避けてしまう人もいらっしゃるはず。
また、最近はこの呼び名でも通じる人が多いみたいです。
「名前を呼んではいけないあの人」みたいな感じがあります。
念のため、まだお気づきでない方のために特徴をお伝えしておくと、あの茶色とか黒色でカサカサと家の中を動き回る虫のことです。
なぜ嫌悪感を覚えるのか?
正直この"G"に関しては、なんで嫌悪感を覚える必要があるのかよくわかりません。
特に人を刺したり、噛み付いてきたり、毒針を持っていたりというわけではないはずです。
やっぱり動きかな?すばやすぎますよね。
あと見た目も、足の感じとか触覚の感じとか、何か人間に不快感を与えるものがあるみたいです。
私の友人に言わせると、「そもそもあの名前がよくない」そうで、濁点が二つも入っていることや音の響きが爽やかでないのが、印象の悪さにつながる原因だということです。
見た目的には、でかい「コオロギ」と大差ないと彼は言います。
じゃあどんな名前なら良いのか、と聞いてみると、
その友人曰く、爽やかな名前、
例えば、「せせらぎ」なんか良いのではないかとのことでした。
確かに「『せせらぎ』が出た!」だと、なんか印象が緩和される感じがあって、友人の発言に一理あるという気はします。
俳句の季語になれそうな感じすらあります。
うーん、しかしあの動き方や色は、せせらいでいないような気もしたりなんかして。
多くの人についてしまった印象を今更、変えるのは難しいのかもしれませんね。
しかし、何事も動いてみなければ状況は変わりません。
ひょっとしたら、ここからムーブメントが起こるかもしれません。
ということで、せっかくなので(?)、ここから先の文章では"G"改め「せせらぎ」と呼ぶことにします。
北海道に住む人にとっては珍しい?
北海道では、「せせらぎ」は生息していないらしく、目にする機会がないそうな。
だいぶ前に「月曜から夜ふかし」とかだったと思うのですが、テレビ番組で北海道で育った人に「せせらぎ」を見せたとき、ほとんどの人は珍しがってよくみようとしていました。
他の地域に住む人とは、全く異なる反応です。
このあたり、やはり我々は先入観によって嫌悪感を感じてしまっているのかもしれません。
簡単にできる「せせらぎ」対策
そんな「せせらぎ」に関しては、誰しも家に住み着いて欲しくないと思っているはずです。
それで、別のテレビ番組で家に住み着かせない方法が紹介されていました。
これは今では結構多くの人がご存知の方法だと思いますが、一応紹介しておきます。
それが「家具等を5cm以上壁から離して設置する」ことです。
そもそも「せせらぎ」は隙間が大好きです。
湿度が高く、光が入らない場所というのが、彼らにとって住み良い場所らしく、中でもちょっとした隙間というのを好む性質があるようです。
であれば、彼らが住み着ける場所をなくしてしまえばいいというのが、この対策の考え方です。
ということで、机や、家具家電など、壁にピタッと配置せずに、全部少し余裕を持って配置するといいわけです。
また、家電など地面から若干隙間があいてしまう場合は、できればラックを使うなどして底からも5cmくらいは離して配置できるようにしておくのがいいです。
これを意識するようになってから、本当に「せせらぎ」が出現する率が減りました。
おすすめの方法です。
究極的にはミニマリストみたいに、家に余分なものが全くないというのが理想的でしょうが、そこまでしなくても壁から余裕を持たせて配置するということだけで大丈夫です。
久しぶりに「せせらぎ」と遭遇した
そんなこんなで平和な日々を過ごしていたのですが、この前久しぶりに出ました。
そう「せせらぎ」が。
実に7年ぶりくらいの遭遇となったわけですが、出たのは可燃ごみのゴミ袋の中でした。
夜中に何かカサカサ音がするなと思って、誰かいるのかと音のする方に寄ってみると、可燃ゴミを入れた袋の中からでした。
そのまま冷静に(念のためにくるくると丸めて剣状にした新聞紙を持って)袋をしっかり縛って、翌々日のゴミの日に出しました。
完封勝利です。
出現場所がゴミ袋の中だったおかげで、家中を巻き込んだ深夜の死闘という最悪の事態は免れることができましたが、アドレナリンが出て寝付くまでにちょっと時間がかかりましたね。
その後は、他の「せせらぎ」とは出会っていないので、おそらくたまたま玄関から入ってきてしまった一匹なのだと思います。
まとめ
今回は簡単にできる「せせらぎ」対策を紹介しました。
できれば彼らと家の中では遭遇したくないものですね。
隙間を開けるという少しの工夫で大きな効果があるので、今回ご紹介した方法、まだ試していない方はぜひ実行してみてください。