最近県外に引越しまして、色々と引越しに関しての手続きを進めていました。
そこで、ちょっと厄介だなという出来事に出くわしたので、今回の記事ではそのことについてメモがてら書いておこうと思います。
未来の自分たちが迷わないようにという目論見があります。
引越しに関する届け出
まず、引越しに際して役所などに届ける手続きとして大まかなところではこんなことがあります。
引越し前の住所で
・転出届
・印鑑登録証明の廃止
・(郵便局にて)転送届の提出
引越し先の住所で
・転入届
・マイナンバーカードの住所変更
・運転免許証の住所変更
今回は県外への転出ということでこんな感じになっています。
引越しにあたっては、電気・ガス・水道などのライフラインへの連絡も忘れないように準備が必要です。この辺りは今回の記事では、触れません。
引越し前
引越しをする前には、住んでいる地域の市役所や区役所などに転出届を提出します。
その際に、印鑑登録証明の廃止をする場合は印鑑登録証や登録印も持っていくようにした方が無難です。転出届を提出したら、印鑑登録が廃止になる場合もあるので、各自治体によるようです。
また、郵便局に転送届を提出しておけば新しい住所に引越しをしても、元の住所宛に来た郵便物が転送されますので便利です。
郵便局で届出書に記入するパターンの他にネット上で手続きを済ませる方法もあるようです。
転送届を提出してから、実際に転送サービスの手配が完了するまでは時間がかかるそうなので、引越しが決まったタイミングで早めにしておくのがお勧めです。
引越し後
引越し後には、お住まいの地域の役所に、転入届を提出します。
この際に、転出手続きで発行された転出証明書を持っていくことになります。
あとは、マイナンバーカードの住所変更や(必要であれば)印鑑登録なども同時のタイミングで行えます。
あとは、各自治体の警察署や運転免許センターで運転免許証の住所変更を行っておけばバッチリということになります。
マイナンバーカードの住所変更で困ったこと
今回、私はマイナンバーカードの住所変更の際に困ったことがありました。
それが今回の記事タイトルにもあります、「マイナンバーカードの住所欄がいっぱいで新しい住所が書き込めない」問題です。
マイナンバーカードには、登録した住所が氏名の下に表示されますが、引越しをして住所変更をすると、背景が水色の4行あるスペースに新しい住所が書き込まれていきます。
私は、過去に数回引越しをしていますので、その4行の欄が今回の一個前の引越しの時点で埋まってしまっていたのです。
それを今回転入届を提出した際に、同時にマイナンバーカードの住所変更をしようとして指摘されました。
こうなった場合は、新たにマイナンバーカードを作り替えないといけないそうです。
ということで、手順としてはこうなりました。
1.マイナンバーカードを返納する
まず、今持っているマイナンバーカードには新しい住所が記載されていない(転出した住所までしか載っていない)ので、このままでは使用することができません。
ということで、返納届に記入してこのカードを返納します。
2.再交付申請をする
今度は、新しい住所を記載したマイナンバーカードの再交付申請をします。これは届出書に記入をして、提出するだけです。
その際に、役所の方で新しいマイナンバーカードに載せる写真を撮っていただきました。
タブレット端末で撮影してもらったのですが、気に入らなかったら何度でも撮り直しをしてくれるため(これは担当者による?)、運転免許の写真とは違って、自分の納得した一枚をマイナンバーカード用に登録することができます。
とっておきの1枚を選ぶようにしましょう。
必要な手順は以上です。
あとは、1ヶ月くらいしたらマイナンバーカードが再交付されるそうなので、それを役所に取りに行けばOKです。
ただ、それまでの間はマイナンバーカードが手元にない状態で過ごすことになります。
なので、新しいマイナンバーカードが届くまでにマイナンバーカードが必要そうな手続きがある場合は少し困ってしまいます。
こうすればスムーズにマイナンバーカードの移行が行える
今回は、引越しが急遽だったためこのようになってしまいましたが、実際には私みたいにマイナンバーカードが手元から離れる期間があるという状況を避ける方法はあります。
それは、「引越しして住所欄がいっぱいになった時点で再交付申請をする」ということです。
つまり、私の場合で言えば、今回の一回手前の引越しで住所変更をして4行目の欄が埋まったその時点で、新しいマイナンバーカードの再交付申請をしておきます。
そうすれば、現在のマイナンバーカードはそのまま使える上に、新しい住所でのカード(住所変更欄が再び空になる)が作成され出来上がってから元のカードを返納する手続きをすれば、手元からマイナンバーカードが消える期間がなくてスムーズです。
ということで、今後また同じように何度か引越しをすることがあったら、今回の記事のことを思い出して、住所欄が埋まった時点で手続きをしようと思っています。
この記事がどなたかの助けになれば幸いです。