一周年記念のお礼を申し上げます
先日、このブログが一周年を迎えたことをお伝えいたしました。
はてなブックマークでも祝福のコメントをいただきまして、とてもうれしかったです。
ありがとうございます。
また、このブログをご覧になってはてなスターをつけて下さっている方(もちろん読むだけの方も)、ありがとうございます。
今回もお時間がありましたら、このまま記事をご覧いただけますと嬉しいです。
今回のテーマは「焼き芋」
さて、季節は秋ということで、2022年もだんだんと涼しい時期になってきました。
着ている物も夏から秋仕様に徐々にシフトしながら、食べる物も特に野菜や果物なども旬のものが秋に移り変わっていきます。
そこで、今回のテーマは「焼き芋」です。
サツマイモといえば秋を代表する美味しい食材の一つです。
子供から大人まで日本人なら好きな人は多いことでしょう。
天ぷら、大学芋、さつまいもご飯、スイートポテトなどなど、サツマイモを使った美味しい料理はたくさんあります。
手のこんだ料理ももちろんいいのですが、シンプルに焼き芋が好きという方も多いのではないでしょうか?
私は焼き芋が好きです。
サツマイモ本来の味を楽しめますし、腹持ちも良いためおやつなんかにちょうどいいです。
食物繊維も豊富で食べ過ぎなければ、実はダイエットにも効果が高いとされています。
この時期になるとスーパーでも見かけるようになりますね。
サツマイモに品種はたくさんある
ところで、この「サツマイモ」ですが、サツマイモと一口に言ってもその中でも品種がたくさんあるようです。
どれも美味しいのだとは思いますが、それぞれに味などに特徴はあるでしょうし、好みはあると思います。
これまであまり気にしてはいなかったのですが、いくつかの品種が店頭に並んでいると疑問が生まれます。
「一体どの品種が自分の好みなのだろう、、。」
もちろん、詳しい人に聞いたり調べたりすれば、どれがどの料理に向くのかなんてことはわかると思います。
でも、自分自身で体験しないとわからないこともありますね。
疑問が生まれたら解決するしかないってことで、今回はいくつかの品種を購入してきて比較してみます。
4種類のサツマイモの比較
今回は近所のお店で手に入った4種類のサツマイモを使って比較します。
今回比較するサツマイモはこちらの4種類です。
①紅はるか
②紅あずま
③安納芋
以下、それぞれの外観です。
①紅はるか
②紅あずま
③安納芋
これら4種類のサツマイモを炊飯器を使って焼き芋にします。
炊飯器を使うのは、今年の初めに色々と試してみて一番手軽に美味しい焼き芋を作ることができたからです。
あらかじめ言っておきますが、個人的にはやはりオーブンを使ってじっくり焼き上げるのが一番甘くて美味しい焼き芋になるだろうと思っています。
今回は手軽さを重視したということで多めにみてやってください。
また、炊飯器を使ったらイモを「炊く」ことになるので、それは「焼き」いもではなく「蒸し」いもなのではないのかというツッコミもありそうですが、まあその辺りも素人のやることなので、どうか多めにみてやって下さい。
さらに、サツマイモは作られた土壌や日光等の生育環境、収穫後の熟成の期間などによって同じ品種の芋でも甘味などは大きく変わるものですので、一概に今回の結果がそのまま品種の違いにあたるとは言えないとは考えています。
なので今回の結果は、あくまでサツマイモにも色々品種があるのだなあというくらいの感じでご覧ください。
さて、方々に予防線を張った上で早速調理をしていくことにします。
調理の仕方
調理は簡単です。
①炊飯器にサツマイモを適当な大きさに切っていれる。
②水をいれる(今回は200mlにした、イモの量などによって調整する)
③早炊きモードにしてスイッチオン
以上です。
あとは完成を待つだけです。
出来上がった「焼き芋」
今回は品種が多いので、2回に分けて作りました。
完成したのはこんな感じです。
ちなみに今回は、焼き芋が出来てから一旦冷蔵庫で冷やしてから食べることにいたしました。
冷やした焼き芋の方が、ダイエットの効果が高いという話を聞いたことがあり、私が日常的に食べる際は冷やすことを想定しているからです。
実食編
さてここからは実食編です。
一つ一つ食べてみます。
一応評価するにあたって評価軸を決めておこうということで、前回機器の違いで美味しさを比較した時と同じように「甘さ」、「しっとり度」、「柔らかさ」の3つの観点で評価します。
「甘さ」は、点数が高ければ高いほど甘いことを表します。
「しっとり度」は、点数が高ければしっとりしていて、低くなればなるほどパサパサ感があることを表します。
「柔らかさ」は、点数が高ければ高いほど柔らかい焼き芋であることを示します。
点数については、前回は5点満点でしたが、上限が詰まってしまう感じがあったので、今回はそれぞれ10点満点での評価です。
それでは「イモ-1グランプリ2022」の開催です。
評価編
①紅はるか
まずは、エントリーナンバー1番「紅はるか」です。
見た感じはしっとりとしていて美味しそうですね。
早速いただきます。
うん、美味しい焼き芋に仕上がっています。
甘いし、しっとり度もいい感じです。
ということで「紅はるか」の評価はこんな感じになりました。
甘さ:7点
しっとり度:7点
柔らかさ:7点
ちょっと辛口評価に見えるかもしれませんが、トップバッターなのでこの焼き芋を基準にさせていただきます。
十分に美味しい焼き芋であると言っておきます。
②紅あずま
さて、お次はエントリーナンバー2番「紅あずま」です。
こちらもまたしっとりした感じが出ていて、いい具合の焼き芋です。
それでは食べてみます。
これは先ほどの紅はるかと比べますと、食感がしっかりしています。
でも甘味はわずかに強く感じます。
これは美味しい焼き芋です。
ということで、「紅あずま」の評価はこちら。
甘さ:7.5点
しっとり度:8点
柔らかさ:6点
③安納芋
続いては、エントリーナンバー3番「安納芋」です。
特徴的な色をしている安納芋。
見た目ではなんとなく先ほどの2品種よりも柔らかそうな感じです。
では、食べてみます。
うん、うん。やはり柔らかいです。
甘味は、、。先ほどの2品種よりも弱いような気がします。
(ここで先ほどの2つを一口ずつ食べてみます。)
やはり甘味は先の2つよりも低いようです。
ということで、「安納芋」の評価はこちらです。
甘さ:6点
しっとり度:7点
柔らかさ:8点
④シルクスイート
さて最後はエントリーナンバー4番「シルクスイート」です。
なかなか艶やかな見た目をしています。
それでは食べてみます。
食べてみると、4品種の中で一番柔らかく、しっとり度も高いです。
歯がなくても食べられるのでは?というくらいです。
甘味の方はどうかというと、こちらも安納芋と同じくらいの甘味のようです。
ということで評価はこちらです。
甘さ:6点
しっとり度:9点
柔らかさ:9点
総評
以上で4品種の結果が出揃いました。
確かに品種が変われば、味も違うし食感も違うということが確認できました。
これは好みが分かれるはずです。
個人的な好みとしては、今回の4品種で言えば「紅あずま」です。
甘味も強かったのですが、適度にイモの食感も残っていたので食べ応えがありました。
そして、やはり今回思ったのは、ここに熟成を加えればもっとサツマイモの甘さは増したのではないだろうかということです。
もう少し寒い時期になれば、手間をかけてもいい人は、家庭でサツマイモを熟成する期間を設けても良さそうですね。
サツマイモに関して、美味しい食べ方を調べる余地はまだまだありそうです。
さてさて、4品種のサツマイモを食べ比べた私のお腹はもうパンパンです。
あとは前に進むだけですね。