ハトブログ

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【読書日記】運動脳 アンデシュ・ハンセン著 を読んで新たな習慣に挑戦することにした

今週のお題「最近おもしろかった本」

ということで、最近読んだ本をご紹介します。

 

今回読んだのはこちら

 

著者はスウェーデン精神科医である、アンデシュ・ハンセン氏。

スマホ脳」「ストレス脳」など、現代人の抱える精神的な問題に関してのベストセラー作品が多数あります。

 

そして、今回の「運動脳」という本では、タイトル通り運動が脳に与える影響についてというのがテーマです。

 

著者はこの本で脳にいいこととして有酸素運動を挙げています。

 

有酸素運動をすることで、

・ストレス耐性ができる

・集中力が上がる

・物事の習得が早くなる

・創造力が増す

他にも多数のメリットが得られると説明されています。

 

上記のことは以前から他の本なんかでもよく言われていたことで、今やよく知られている事実ですが、この本では運動によってどういった影響が脳にあるのかがそのメカニズムから説明されていてわかりやすかったです。

 

読者に運動をするかという気にさせてくれるという点においては、他の本より優れているのかなと思います。

 

また、コンピューターゲームとかアプリでできる認知トレーニングといったものについては、否定的な見方をしていて集中力を高めたり記憶力を向上させるといった効果はないとバッサリ。

脳の向上のためには、そんなことよりも運動をした方がいいよというのが著者の主張のようです。

 

個人的にはパズルとかの脳トレにも効果はあるのだろうと思っているので、運動と脳トレと両方取り組めばいいのではと思いました。

 

また、ウォーキングでもいいけど、それよりもランニングの方が上記のメリットが得られるということで、著者はランニングを推奨しています。

 

これまで私はどちらかというとウォーキングをメインに行ってきたので、これは試してみないとなと思い、本を読んでから朝のランニングを始めました。

 

それほど長時間はとれない(体力がまだ追いつかない)ので、トータルで15分ほど(確か本では20分以上を推奨していたような、、)ですがランニングをしています。

 

結論から言うと、とてもいいです!

 

特に、日中の仕事でかかるストレスに耐性ができたおかげか、残業後でもそれほど精神的にしんどくないです。

そう言ったことから心身が疲れにくくなったという効果を実感しています。

 

あとは、シンプルに夜寝付きやすいです。

 

これから冬にかけて寒くなってくるので、朝外に出るのに多少の勇気がいる季節になってきますが、メリットの面を得るために少しだけでもランニングをする習慣を続けていこうと思います。

 

また、本書では子供の脳の発達に関しても運動のメリットについて書かれていました。

やはり、運動をすることで子供の脳の発達は良くなるようです。

つまり適度に運動をすれば頭の良い子に育つということです。

 

これは覚えておこう。

 

「子供は風の子、大人は火の子」なんていうことわざがありますが、教育的に考えれば、子供も大人も外で鬼ごっこをして遊ぶというのが、どちらの脳にとってもいいということになります。

 

なんか昔、東大生が子供時代に習っていた習い事に水泳とピアノが多いというのを聞きましたが、やはり有酸素運動をするということが脳にいいということを表しているような気がしてなりません。

 

あと、ADHDなんかにも触れられていましたので、この辺り悩んでいる人にも参考になるかもしれません。

 

ということで、運動の習慣を身につけようかなと考えている人にとっては、この本は良い発奮材料になることと思います。