今回のお話はトイレットペーパーについてです。
随分と以前にシングルのトイレットペーパーは表側が外側だという話を書きました。
つまり、外側を向いている方が表面であり、芯に向かっている内側の面が裏面ということですね。
シングルのトイレットペーパーでは、凹面が表側になるように作られていて、裏面が凸面となっています。
凹面の方が肌触りとしては優しく吸水性も高いため、表面が肌に当たるように使用するのが推奨されています。
ですが、トイレットペーパーを巻き取るときには大概、手でクルクルと巻き取ると裏面が肌に当たる面になりがちです。
表面を肌に当たる側にしようとすると、下のように意識して巻くことになるのだけど、正直巻きづらい、、。
少々面倒だなと思っていたのですが、この前新幹線に乗った時に解決策を見つけました。
新幹線の個室トイレを利用した時に、そこのホルダーにかかっていたトイレットペーパーは、紙が本来あるはずの方向とは反対側に垂れていました(その時たまたまそうだっただけで、新幹線内のトイレが全てそうだということではないと思います)。
つまりこんな感じです(下の写真の手前側ホルダーの方)。
一瞬、あれ?と思ったのですが、まあいいかと思って、そのままくるくると巻いてみると、表面が外側になっていながらもめっちゃ巻きやすい。
おかげで、新幹線のような公共トイレの固い紙でも表面を使用することにより、肌触りの面で多少マシになることになります。
じゃあ、これでいいじゃんということでそれからトイレットペーパーホルダーに裏向きにセットして使用するようになりました。
ネットで調べてみると、このことについて言及している記事はあまりなかったです。
メーカーもどうやらこのことについては触れていないようです。
ただ、以下の記事では私が見つけたと思っていたことと同じようなことを書いていました。
上記の記事でも書かれていますが、このトイレットペーパーの表裏問題は、ダブルのトイレットペーパーでは両面ともが凹面のために発生しません。
あくまで、シングルのトイレットペーパーについての問題なのです。
肌が弱ければダブルのトイレットペーパーを使えばシングルよりも優しいことでしょう。
ただコスパの面で言えばやはりシングルの方に軍配が上がります。
シングルのトイレットペーパーで肌触りも求めるという方には、ぜひ今回紹介したように裏向きにセットすることをおすすめいたします。
普段の使用回数程度では問題なくても、体調不良の時でトイレとお友達になるという時には(特にこれから冬にかけて寒くなるので注意が必要です)、表を使うか裏を使うというのは摩擦力の面で大きな影響を及ぼすことでしょう。
他には、下にセットするタイプのホルダーを使うというのも一つの手です。
このように普段何気なく使っているものでも、意外とこうした方がいいかもということはあるのかもしれませんね。