みんな大好き天下一品
京都発祥で、全国的に展開されているラーメンチェーン店の「天下一品」(通称:天一)。
そして、やはり天一と言えば、ドロリと濃厚なスープの「こってり」ラーメンでしょう。
鶏ガラと野菜とを煮込んで作られたというラーメンスープには、まさにポタージュスープのような高い粘度があります。
これが麺とよく絡むのでとても美味しい。
天下一品に行ったら、こってりしか頼まないという人は多いのではないでしょうか?
私もその1人です。
今日こそは、あっさりラーメンを頼んでみようと頭では思っているのに、口をついて出てくるのはいつも「こってりで!」という言葉。
抗えない魅力というものがそこにあるようです。
そのおかげでいまだに「あっさり」を食べたことがありません。
私と天一との出会い
私、ハトが初めて天一のラーメンと出会ったのは高校生の時です。
部活帰りに数人の友達と一緒に行った、高校の近所にある店舗でしたが、そこで「こってり」ラーメンを一口食べて衝撃を受けました。
「めちゃくちゃ美味しい!そして米に合う!」
友達がご飯も頼んだ方がいいぞというので、セットで頼んだのでしたがこれが大正解でした。
食べ盛りの男子高校生にとっては、こってりラーメンとライスのセットは究極の組み合わせです。スープを最後の一滴までいただいたのは言うまでもありません。
あの時の友達の、「どうだすごいだろう」と言わんばかりの誇らしげな顔が忘れられません。
こってりMAXが登場していた
そして、月日は流れ、2023年にあの「こってり」のさらに上をいく、ラーメンスープが天一に登場したということを知りました。
その名も「こってりMAX」。
どうもドロドロ具合がかなりすごいらしい、という話は噂で聞いていました。
でも、家の近所に店舗がないという理由もあり、なかなか「天下一品」自体に行く機会がなくて出会うことがありませんでした。
しかし、この前ようやく「天下一品」に行くことができまして、「こってりMAX」を注文しました。
こってりMAXを食べてみた
注文して届いたのがこちらです。
こってりMAX専用の器があるのですね。
そして、見ただけでわかるのが、ドロドロの極みとも言えるくらいスープが全く動かないということ。スープの気泡が弾けすらしません。
これはスープと呼んでいいものかどうかとためらったくらいです。
レンゲですくって一口スープを飲んだら、さらに衝撃。
めちゃくちゃ濃厚!
美味しいのはもちろんのこと、舌触りがよく、これはご飯が進む味です。
麺を箸で持ち上げてみると、濃厚なスープがよく絡む、、というかスープ自体を持ち上げているんじゃないかというくらい麺とスープが一緒になって上がってきました。
麺を持ち上げるたびに器に残ったスープの液面が下がるという、普通のラーメンではありえない謎の現象を見ながらすすります。
ご飯も欲しくなることを見越して今回は餃子セットにしていたため、しっかりとスープをご飯の方にかけて堪能することができました。
これもやはり最高です。
そして、こってりMAXの味が濃厚すぎて、タレをつけたけれども餃子の味はいつもよりも薄味に感じました。
ご飯だけ注文すればよかったかも。
大満足でした。腹パンパンになりながらもなんとか完食しました。
自分が高校生の時にあったら歓喜しただろうなとも思えるお味でした。
まとめ
今回は、天下一品でこってりMAXを食べた時のことを書きました。
想像していたよりもこってり度が高く、こってりMAXという名前は伊達ではないなと感じました。
こってりラーメンが好きな方にはぜひとも食べてみてほしいです。
天下一品にまだ行ったことがないという方は、まずは通常のこってりを頼むことをお勧めします。そして、次回以降にこってりMAXを頼んだ方が楽しめていいかもしれません。