久々の同窓会
先日同窓会に行ってきました。
同窓会といっても大人数で集まるものではなく、大学の部活動で一緒だった同期のメンバー(自分を入れて4人)と食事をしてきたというものです。
私はパーティーなどの大勢の人が集まる場は苦手でして、普段そういう場に呼ばれた場合は、よほどの理由がない限りはとりあえずの理由をつけて断ってきました。
今回の食事会は気心の知れた仲間(ほぼ家族みたいな)でしたし、大学卒業後も何回か会っていたこともあり、近況報告もかねて気軽に集まる感じでしたので行ってきました。
緊急事態宣言が解かれたということもあり、非常にタイミングがよかったです。
同期の一人が予約してくれたお店で、語らいながら食事を楽しみました。
卒業後は別々の道に
同期のメンバーは、学生時代にそれぞれが違う学部でしたので、必然、卒業後の進路は別々の職種に就くことになりました。
医療系の職に就いたある友人からは、コロナ禍で起きた現場での変化など、生の意見を聞くことができ大変勉強になりました。
その他のメンバーも、それぞれの道でプロとして働いているわけで、言葉の端々に専門用語なんかが使われており、「それってどういう意味?」とか確認しながら、普段聞けないような話ばかりで勉強になりっぱなしでした。
時には思い出話をして、また時には年齢ならではの話になりながら、学生時代にアホな話ばかりしていたあの頃ともまた違うなーと感じました。
同窓会で得たもの
今回の同窓会で1番の収穫だったのは、やはり、環境の違う異業種で頑張っている同級生と話ができたことです。
話している中で仕事の話題になることが多かったのですが、みんなしっかり仕事に集中して取り組んで頑張っているなーというのが印象的でした。
自分がスマホを触ったり、だらだら動画を見たりしている時間にも彼らは仕事をしていたり、勉強していたりするということがわかりました。
同じ時間を過ごした友人たちが、どんどん前に進んでいっているという感じがしました。
そして、面白いことにそれを聞いて私自身落ち込むことはなかったです。
逆に、いい刺激をもらいました。
まだまだ頑張らなくてはという前向きな気持ちになりました。
多分、それは彼らが学生時代の時の姿を知っていたからだと思います。
彼らも(私も)、授業をサボって遊びに出かけることはありましたし、アホな企画を考えて無為とも言える時間を過ごしたこともあります。
それでも数年間会わない内に、ここまで人って変わるんだというのを今回の同窓会で目の当たりにしました。
たまーには同窓会に参加するのも、いいもんだなという気がしました。
次回会う時には、彼らに刺激を与えられるように頑張ろう。と思いながら、いつもより早めに起きて、仕事に関する勉強を始めることにしました。
人生での後悔を減らすために
以前読んだ本に「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本があります。
著者のブロニー・ウェアさんには、緩和ケア介護で長年多くの患者さんを看取った経験があります。
残り少ない余命の患者さんに、人生でしておけば良かったという後悔を聞いて、それをまとめたのが本書です。
本書で紹介されている5つの後悔のうちの一つに「友人と連絡を取り続ければよかった」というのがあります。どうやら年齢を重ねた時に孤独感を感じるというのが、人にとって非常に辛い思いをすることになるようです。
私の年代では、まだ実感はないのですが、定期的に友達と連絡を取り続けるのって大事なんですね。
ということで、今回の同窓会は非常によかったので、これからも定期的に昔からの付き合いのある人と会ったりしようと思いました。
たまには、LINEとかであまり連絡をとっていない人にメッセージを送ってみるのもアリかもしれませんね。