先日読んだ本を紹介します。
著者は「本要約チャンネル」さん。
YouTubeで、人生の役に立つ本の内容解説動画を毎日投稿されています。
登録者数は2022年1月現在80万人を超えていて、非常に人気のあるチャンネルです。
私も、こちらのチャンネルでの本の紹介動画を参考にしてから本を購入することも多く、本の選定においてとても助かっています。
さて、本書で主張されていることは、タイトルの通りでして、本は読んで終わりにしてはもったいないですよという点です。
読んで終わりにするだけならば、本を何百冊読んだところで人生に変化はないと著者は言います。
つまり、本を読む目的を人生を変えるためのものとするならば、読書→実践→記録→検証の流れが大切だということです。特に実践することの重要性については、何回も何回も出てきます。
そして、そこに行き着くまでの本を読むための準備や、本を集中して読む方法、内容を定着させる方法、効率よく本を読む方法などの解説があります。
あとは、本書の作者たちの一万冊を超える読書(と実践)の結果得られた、最強の5つの習慣術といったものも紹介されています。
ここで紹介されている習慣自体は多くのビジネス書で紹介されていることですが、参考図書が挙げられているので、興味があればそれにあたってみるのもいいかもしれません。
私の中でのこの本の1番の見所は、著者の検証メモが公開されているところです。
普段、著者たちがこういう風な習慣で生活しているというのがわかると同時に、本を読んだ内容を検証するためのメモの取り方は非常に参考になるなーと思いました。
これを見るだけでも、この本の値段の価値は十分あるのかもと感じます。
ページ数は200ページを超えていて、一般的なビジネス書と同じくらいですが、読みやすい文章のため他の同じページ数の本と比べても早く読めると思います。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。