先日読んだ本を紹介します。
こちらの本です。
著者は、樺沢紫苑さん。精神科医でして、YouTubeの「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」でメンタル疾患のことなどについて発信されていることでも有名な先生です。
樺沢さんは、今回紹介する本の前に出版された「アウトプット大全」がベストセラーになり、それで知った人も多いと思います。
私もその一人です。
さて、インプット大全では、学びの効率をよくするためにはどうすればいいのかということについて、色々な方面の研究を元に樺沢さんが説明してくれています。
本書で取り上げられている学びを効率化する方法の一つとして、本の内容をまずは3つ選んで実践することとありましたので、私も欲張らずにまずは気になったことを3つ選び実践することといたしました。
私が選んだのは以下の3つ。
・インプットはアウトプットを前提に行うこと
・語学を学ぶ
まず、1つ目。スマホを見る時間を制限するについてです。
多くの研究で、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を見る時間が長ければ長いほど、集中力が落ちて、メンタルにも悪いということがわかっているそうです。
確かに、SNSの通知が頻繁になっていると気になりますし、その度に確認していたのでは注意力も削がれます。
実際に私も、情報収集用にTwitterアカウントを持ちいくつかのアカウントをフォローしていますが、通知がよくきています。フォローしていないアカウントのツイート情報も流れてくることもあるので、それを無意識のうちに開いてしまったりして時間がとられてしまっています。
また、プラス思考の良い発信だったらいいのですが、他人を誹謗中傷したり、強い口調で貶めるようなマイナスのツイートもよくあります。
そこで、私はTwitterの通知がこないようにアカウントのところから設定をし直しました。
すると、スマホを見る頻度が減り、心なしか日常のストレスも減ったように思います。
また、スマホを見ることの弊害は夜にも現れます。
画面から出ているブルーライトです。夜寝る前にブルーライトを浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が妨げられ、寝つきが悪くなります。
当然、それが睡眠の質の低下につながるわけです。
ですので、寝る前ベッドに入ってからは極力スマホを触らないようにしようと思います。
2つ目。インプットはアウトプットを前提にするという話です。
これは、何かを学ぶときには、勉強をして頭に一旦入れるだけでは不十分で、そこから誰かに話すなり、ブログに書くなりして、アウトプットすることでより記憶の強化が行われるからです。
何回も何回も繰り返し、一時記憶から呼び起こし学んだ知識を使うことで、ようやく長期記憶に保存されることになるので、一回読んだり聞いたりしただけで終わるのはとてももったいないということです。いつの間にか抜けてしまっているんですね。
そこで、私の場合は、学んだことを何でもこのハトブログに書いてアウトプットすることにします。そして、日常生活でも誰かに話すということも積極的にしていきます。
まあ、元々そのために始めたブログですからね。
あとは、繰り返しの知識の使用が必要なので、おそらく一回書いたことでも同じようなことを何回も繰り返し書くと思います(それ前に同じこと書いてましたよ、というツッコミがくるくらいしつこく書く予定です)。
そうやって、徐々に知識を身につけていこうと思っています。
さて、3つ目です。語学を学ぶ。
目的としては、外国人と仲良くなることです。
これからの時代は、やはり多様性を学ぶという意味においても多くの外国の友人を持つことが大事になってくると思います。
日本では常識でも、世界基準で考えると非常識なことは山ほどあるでしょうし、逆もまたしかりです。
その時、自分の中に世界基準というものがあれば、より物事を深く見ることができるかもしれないですし、柔軟に物事を考えることができるのだろうと思います。
私は今は、外国の人を目の前にすると「Hello」と言ったきり次の言葉が出てこないくらいに会話力がないのですが、言葉を覚えながら実際に会話を練習するうちに、話せるようにはなるのではないかと思っています。
あとは、実践するかどうかだけです。
前々から外国語が話せるようになれば可能性は広がりそうだなと思っていました。
せっかくなので、このブログでやると言った以上は、練習をしていくこととします
(ある種のパブリックコミットメントですね)。
とこんな感じで、私の場合は今後取り組む課題を見つけました。
今は人生100年時代です。どの年代であってもいつまでも学習する姿勢をもつことは今後ますます必要となってくるでしょう。この本を読むことでそのためのヒント(課題)が見つかれば儲けものだと言えます。