先日読んだ本の紹介をします。
午堂登紀雄さんの著書です。
先日ご紹介した「1億稼ぐ子どもの育て方」の著者でもあります。
さて、今回読んだ本のコンセプトは、一億円稼ぐ人の思考を真似してそれを自分で実行しよう!というものです。
具体的には、本の構成が本文→ノート部分となっていて、お金を稼ぐ、貯める、増やすための方法を読みながら、自分だったらどう応用できるだろうかということをノートに書き込んでいきます。
そして、それを実行にうつせばいいということです。
内容自体は、午堂さんの他の著書でも繰り返し述べられていることと重なる部分が多いのですが、この本の画期的なこととしてはノート部分があることで、本で読んだ内容について自分で整理して考える時間が生まれるという点です。
そうすることで、本の説明内容がより自分事として、実感できることになります。
あとは、それを元に実行可能な部分を行動に移していけばいいということになります。
私が本書を読んで、これは今後の考え方して取り入れておこうと思ったのは、老後対策に関する項目でした。
午堂さんは、老後対策としての生活を切り詰めての貯蓄をあまりおすすめしていなくて、代わりに以下のことを意識するように述べられています。
・定年を迎えても雇用される能力
・起業できる能力
・働けなくなっても入ってくる不労所得
これらを身につける具体的な方法は、本書をお読みになることをお勧めしますが、老後の不安をなくすためには上記のことを意識して、今から打てる対策を打っておけばいいということです。
悩むくらいなら考えて行動しろ、というわけですね。
さらりと読めるのですが、ノート部分がついているので他の本よりも充実度の高い本であると言えそうです。