突如止まらなくなった咳
もう何年も前の話です。
朝晩になると咳が出るという症状を経験しました。
日中は問題なく過ごせます。
しかし、夜になり寝る前になると咳が出始めます。
ちなみに気管支喘息を患っているとかはありませんでした。
仕方がないのでマスクをして寝ることにしていました。
当初は原因がよくわからず、風邪でも引いたのかと思っていました。
ところが、数週間経っても症状がよくなりませんでした。
結局解決したのは・・・
それで、結局その後、咳の症状は治ったのですが、原因はどうやら部屋のホコリとカビだったようです。
実は、その当時住んでいたのは密閉度の高い建物の一室でした。
それで部屋の換気機能が非常に悪く、冬でも常時部屋の中の湿度が70%くらいはあるというジメジメした部屋でした。
冬は寒くなりづらくほぼ暖房をつけずに過ごせたのは、光熱費的にありがたかったですが。
まあ部屋がそんな状態ですから、当然カビが生えやすいです。
まさかそんなところにカビは生えないだろうと高をくくっていて、しばらく放置していたのですが、よくよく見ると部屋の窓枠のところのサッシにびっしりカビが生えていました。
ありゃま〜。と驚いた私は、半日ほどかけて部屋の隅から隅まで掃除をすることにしました。
その結果、その夜から症状は劇的に改善しました。
そこで、どうやらホコリやカビが原因で咳が出てしまっていたのだとわかりました。
それからは、定期的に窓を開け放して扇風機で外からの空気を取り込むなどして、出来る限り換気を心がけることにしました。
今はそこからはすでに引っ越しをしておりますので、その問題に悩まされることはなくなっています。
気をつけるべきポイント
部屋にホコリやカビがあると、普段は大丈夫でも、風邪などを引いて喉や気管支に炎症を起こした場合に、その後咳などの症状が長引く可能性があります。
これまでの私の経験上、そのような症状を予防するために気をつけることとしては以下のことが挙げられます。
・部屋内のホコリを取り除く
定期的な掃除が大事。たまには大型の家具ものけてその下に溜まっているホコリも掃除する。
・部屋の湿度は30〜50%程度に保つ
高すぎても、低すぎてもダメみたい。必要であれば除湿や加湿、あるいは換気するなどしてちょうどいい湿度を保つ工夫が必要。
・エアコンのクリーニング
エアコンは定期的にフィルター掃除をしてホコリを除く必要があるのはもちろんのこと、長年使用している場合、エアコン内部のカビが原因となり気管支炎を起こすことも多い。
その場合業者を呼んでクリーニングしてもらったほうがいい。
・観葉植物
部屋のインテリアとして置く人が多いが、私の経験上部屋の湿度が高いと、観葉植物の土にカビが生えているなんてことがありました。その場合土の入れ替えが必要となる。
・本棚の本
何年も読まずに放って置くと、その上にホコリが積もっていることが多く、一冊では大したことなくても何冊もあると結構な量になる。
ざっと考えられるだけでもこれくらいのことには気をつけたほうがいいかと思います。
こうしてみると、ものを持たない(=ミニマリスト的な暮らし)ほうがホコリがたまらず、掃除もしやすいしで健康面ではいいのかも、とか思ってしまいました。